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KPMG 調査:世界の経理・財務部門での AI 導入が 71% に達し、生成 AI の本格運用も 50% 超
KPMG Global の調査によると、経理・財務業務に AI を導入している企業は全体の 71% に達し、その半数以上が生成 AI を本格運用段階に移行したことが明らかになった。
概要
※本記事は公開情報をもとに編集部が再構成したサマリです。一次情報は出典欄をご参照ください。
KPMG Global が実施した調査では、世界の経理・財務部門に AI を導入している企業が全体の 71% に達したことが明らかになった。さらにその半数以上が単なる試験導入ではなく、生成 AI を本格的な業務運用に組み込んでいると報告されている。仕訳自動化・請求書処理・経費精算・決算支援など、経理の主要業務が AI による処理対象として現実化してきている。
事実のポイント
- KPMG Global の調査で経理・財務業務への AI 導入率が 71% に達したことが公表された
- そのうち過半数が生成 AI を本格運用段階に移行済み(試験導入の段階を超えている)
- 主な活用領域:仕訳提案・OCR による領収書読み取り・請求書処理・経費精算・決算補助
- 経費精算の AI 自動化では入力工数の 75% 削減・月次締切の 2 営業日前倒しを実現した事例が報告されている
- PEPPOL(電子請求書の国際標準)の普及により、請求書の AI 処理連携が加速している
用語・背景の補足
生成 AI の本格運用とは: PoC(概念実証)や限定的なパイロット段階ではなく、実際の業務プロセスに組み込んで継続的に活用している状態を指す。担当者が毎日・毎週使う業務フローの一部になっていることが「本格運用」の目安とされる。
仕訳自動化の仕組み: AI が過去の仕訳データ・金額・取引先・取引内容からパターンを学習し、新規取引に対して勘定科目の候補を自動提案する機能。担当者はその提案を承認または修正するだけで済むため、入力工数が大幅に削減される。
PEPPOL(ペポル): 電子請求書を交換するための国際標準仕様。日本でも Peppol に準拠したインボイス(適格請求書)の電子交換が広がっており、PDF・XML・EDI のいずれもから AI 処理への連携が容易になっている。
注意点
- KPMG の調査は回答企業の業種・規模・地域によって結果が異なる場合がある
- 71% という導入率は「何らかの AI 機能を使っている」を含む広義の定義の可能性があり、深度には幅がある
- 自社の経理業務への AI 導入に際しては、既存 ERP・会計システムとの連携可否の確認が先決
編集部見解
(追記予定)
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