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xAI、8つのレガシーGrokモデルを本日廃止——grok-4.3への自動切替で利用者への影響は限定的
イーロン・マスク率いるxAIが、2026年5月15日付でgrok-4、grok-4-fast、grok-code-fastなど旧世代の8モデルを廃止。APIアクセスはgrok-4.3への自動リダイレクトに切り替わり、料金体系も最新モデルのレートに統一された。
概要
xAI(イーロン・マスク設立のAI企業)は2026年5月15日付けで、旧世代の「Grok」モデル8種を廃止した。廃止対象はgrok-4、grok-4-fast、grok-4-1-fast、grok-code-fast-1などで、これらのモデルへのAPIアクセスはgrok-4.3(現在の最新メインモデル)への自動リダイレクトに切り替わった。モデル廃止に伴い、旧モデルの料金体系も廃止され、利用者は今後grok-4.3の料金レートが適用される。
事実のポイント
廃止されたモデル(8種):
- grok-4(基本モデル旧世代)
- grok-4-fast(高速版旧世代)
- grok-4-1-fast(4.1系列高速版)
- grok-code-fast-1(コーディング特化旧世代)
- grok-imagine-image-pro(画像生成旧世代)
- その他旧世代3モデル
移行の詳細:
- 廃止モデルへのAPIコールは自動的にgrok-4.3にルーティング
- grok-4.3はgrok-4シリーズと比較して推論精度・レスポンス速度・コスト効率が改善されているとxAIは主張
- APIの入出力形式は後方互換性を維持
用語・背景の補足
xAI(エックスAI): イーロン・マスクが2023年7月に設立したAI企業。「Grok」シリーズのLLMを開発・提供しており、X(旧Twitter)プラットフォームへの統合でユーザーベースを拡大。AnthropicやOpenAIに対抗する独自LLMの研究開発を進めている。
モデル廃止とAPIリダイレクト: AI企業がLLMの新バージョンを出すたびに旧モデルの維持コストが増大するため、定期的に旧モデルを廃止するのは業界標準的な慣行。Anthropicは旧世代のClaudeモデルを、OpenAIはGPT-3系を同様に段階廃止してきた実績がある。
注意点
- 自動リダイレクトはAPIの入出力形式を維持しているが、モデルの挙動(回答スタイル・精度・速度)は変わる可能性があり、既存システムの動作確認を推奨
- 旧モデルの料金設定を前提にしたコスト計算は見直しが必要
- grok-4.3への自動リダイレクトはAPIユーザー向け。GrokアプリおよびXプラットフォーム上のGrokは別途管理される
編集部見解
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