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英国 Crime and Policing Act 2026 が Royal Assent——AI 生成 CSAM・ディープフェイク親密画像の犯罪化を明文化
英国の Crime and Policing Act 2026 が 4 月 29 日に Royal Assent を取得。AI 画像生成ツールを使った CSAM(児童性的虐待画像)作成と、同意なきディープフェイク親密画像の提供を新たな刑事犯罪として明文化した。
概要
英国の Crime and Policing Act 2026 が 2026 年 4 月 29 日に Royal Assent(国王裁可)を取得し、正式に法律として成立した。同法は AI 領域に関連する重要な刑事規定を含んでおり、特に①AI 画像生成ツールを用いた児童性的虐待画像(CSAM)の生成を独立した犯罪として新設し、②同意なきディープフェイク親密画像(Deepfake Intimate Images)の製造・提供を刑事犯罪として明文化した点が注目される。
※本記事は公開情報をもとに編集部が再構成したサマリです。一次情報は出典欄をご参照ください。
事実のポイント
- Royal Assent: 2026 年 4 月 29 日(King Charles III 裁可)
- AI 画像生成 CSAM 犯罪の新設: AI ツール・モデルを使って CSAM を生成する行為を、実写 CSAM 製造と同等の刑事犯罪として明文化。これまで「生成物が実在人物でない」という論点が抜け穴になりうる懸念があった
- ディープフェイク親密画像規制: 実在する成人の同意なくディープフェイク技術で作成した性的画像を製造・提供・拡散する行為を刑事犯罪化。Online Safety Act 2023 での民事的規制を超え、刑事訴追の対象に
- 既存法との関係: CSAM の所持・頒布は既存法(Protection of Children Act 1978 等)で禁止されているが、今回は「AI による生成行為そのもの」を正面から規制する条項を追加
- 量刑: 詳細は施行規則・司法判断に委ねられるが、実写 CSAM 相当の量刑(最大禁固刑)が想定される
用語・背景の補足
Royal Assent(国王裁可): 英国で議会を通過した法案が君主によって正式に承認される手続き。裁可後に法律(Act)として公式に成立する。
CSAM(Child Sexual Abuse Material): 児童性的虐待画像・動画。実在の児童を被写体としたものが主たる規制対象だが、AI 生成の合成画像も各国で規制強化の対象となっている。
ディープフェイク親密画像: AI 技術(GAN・Diffusion モデル等)を使って、実在する人物の顔や体を性的な画像に合成した偽造画像・動画。被害者は主に女性で、ハラスメント・脅迫・報復目的での拡散が社会問題化している。
注意点
- Royal Assent 取得後も、条項によっては施行期日が別途定められるものがあり、即時施行でない規定が含まれる可能性がある
- 英国法は北アイルランドを含む英国全域に適用されるが、スコットランド独自の刑事法との調整が必要な部分もある
- AI 生成 CSAM に対する規制強化は各国で進行中だが、各国の法定義・量刑は異なる
編集部見解
(追記予定)
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