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EDPB、科学研究目的の個人データ処理に関するガイドライン1/2026を採択

欧州データ保護会議()は2026年4月16日の総会で、科学研究を目的とする個人データ処理に関する1/2026を採択し、パブリックコンサルテーションを開始した。

format_list_bulleted発表内容

  • 4月16日の総会において「科学研究を目的とした個人データ処理に関する1/2026」を採択
  • 「科学研究」の概念を広く解釈する旨を確認し、基礎研究、応用研究、技術開発、民間資金研究、公衆衛生研究を含むものとした
  • 研究目的が収集時点で完全には特定できない場合の「広範な同意(broad consent)」の取扱いを整理。倫理基準の遵守と追加的セーフガードの実装を求めている
  • 匿名化の最終化を加速させるための専門チームを新設
  • Europrivacy認証基準を欧州データ保護シールとして承認する2件のオピニオンを採択(うち1件は越境移転としての利用)

ファクトシート

発表日 2026-04-16
発表元 欧州データ保護会議(
種別 (Guidelines 1/2026)
対象範囲 EU の適用を受ける研究機関・企業
意見公募締切 2026-06-25

概要

欧州データ保護会議()は 2026 年 4 月 16 日の総会において、「科学研究を目的とした個人データ処理に関する 1/2026」を採択し、パブリックコンサルテーション(意見公募)を開始した。締切は 2026 年 6 月 25 日。

は科学研究目的の個人データ処理について一定の例外・緩和規定を設けているが、その解釈は加盟国・機関によりばらつきがあった。今回のガイドラインは「科学研究」の概念を広く解釈し、基礎研究・応用研究・技術開発・民間資金研究・公衆衛生研究を含むと明示した。また、研究目的が収集時点で完全に特定できない場合の「広範な同意(broad consent)」の取扱いも整理されている。

同時に、匿名化ガイドラインの最終化を加速する専門チームの新設と、Europrivacy 認証基準の欧州データ保護シール承認も行われた。データを扱う研究機関・企業にとっては実務上の指針が整備される見通しで、AI・の学術研究にも影響を与える可能性がある。

ポイント

  • 「科学研究を目的とした個人データ処理に関するガイドライン 1/2026」を採択: 基礎研究から民間資金研究まで幅広く「科学研究」に含める解釈を確認。
  • 「広範な同意(broad consent)」の取扱いを整理: 収集時点で目的が完全に特定できない場合の倫理基準遵守と追加的セーフガードを求める。
  • 匿名化ガイドライン最終化を加速する専門チームを新設: GDPR 下の匿名化基準の明確化に向けた作業が加速する見込み。
  • Europrivacy 認証基準を欧州データ保護シールとして承認: 越境データ移転としての活用も含む 2 件のオピニオンを採択。

info 公開情報をもとに編集部が再構成したサマリです。一次情報・追加情報は出典欄をご参照ください。

出典

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