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Slack Workflow Builder に「AI レスポンス生成」ステップが追加——社内申請・問い合わせの自動回答が構築可能に

Workflow Builderに「AI Response Generation」ステップを追加した。プログラミング不要でチャンネル内の申請・問い合わせを自動分析し、社内ナレッジベースを参照したAI回答を生成・送信するが構築できる。GA は2026年5〜6月予定。

概要

は2026年5月27日、 Workflow Builder に「AI Response Generation(AIレスポンス生成)ステップ」を追加すると発表した。このステップを使うと、コーディングなしで「#help-it」や「#hr-questions」のような問い合わせチャンネルに届くメッセージを自動的にAIが解析し、社内のドキュメントや FAQ をもとに返答を生成・送信するが構築できる。GA(一般提供)は2026年5〜6月の予定で、Slack Pro・Business+・Enterprise Grid プランで利用可能となる。

事実のポイント

  • AI Response Generation ステップは Workflow Builder の既存ステップ(条件分岐・承認リクエスト・フォーム等)と組み合わせて使用する
  • 参照できる知識ソース: Slack 上のブックマーク・ピン留めメッセージ・Canvas ドキュメント・Slack に接続した Salesforce Knowledge・ ドライブ(要連携設定)
  • 回答信頼度スコアを付与し、スコアが一定以下の場合は「人間に転送」ルートに自動分岐させる設定が可能
  • 生成回答は送信前に担当者が確認・修正できる「ドラフト送信モード」と、自動送信する「ライブモード」を選択できる
  • 現時点ではベータプログラム参加企業から段階展開中。GA は2026年6月末を目標
  • Slack AI(既存機能)の要約・検索と組み合わせることで、チャンネル単位の問い合わせ解決率の向上が期待される

用語・背景の補足

Slack Workflow Builder: Slackが提供するの業務。トリガー(メッセージ受信・特定キーワード検出・スケジュール等)に応じてステップ(メッセージ送信・フォーム表示・外部呼び出し等)を実行するワークフローを構築できる。

Slack Canvas: Slack 上で共同編集できるドキュメント機能。チームの FAQ・手順書・方針書などを Slack 内に保管でき、ワークフロー・Slack AI からも参照される。

回答信頼度スコア(Confidence Score): AIが生成した回答の確信度を数値化したもの。参照した知識ソースとの一致度・回答の一意性などから計算される。スコアが低い場合に人間にエスカレーションすることで、誤った自動回答を防ぐ。

注意点

  • ドラフト送信モードは担当者レビューが必要なため、問い合わせ量が多いチャンネルでは対応体制の確認が必要
  • 参照する知識ソースの品質(古い情報・誤情報が含まれていないか)が回答精度に直結する。使用前に知識ベースの整理を推奨
  • 外部ドキュメント(Google ドライブ等)との連携は追加の認証・権限設定が必要であり、設定を確認すること

編集部見解

IT ヘルプデスク・HR 問い合わせ・社内ルール確認など「繰り返しの定型問い合わせ」が多いチャンネルでは、AI 自動回答の導入効果が高い。一方で「AI 回答を信じて間違った情報で動いてしまう」リスクもあり、ドラフトモードから始めて徐々に自動化度を高めるアプローチが現実的だ。

info 公開情報をもとに編集部が再構成したサマリです。一次情報・追加情報は出典欄をご参照ください。

出典

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