機能
組織・ロール・権限
組織・ロール・権限の機能と画面の説明を、共通スライドにまとめています。企画中の項目は提供済みの機能と区別しています。
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組織・ロール・権限の機能と画面の説明を、共通スライドにまとめています。企画中の項目は提供済みの機能と区別しています。
よくある疑問
ファンドを運用する会社の、管理部と情報システムの会話です。どんなシステムを使っているかの説明から始めて、「権限」「ロール」という言葉の意味、異動のときに誰が何を直すのか、その変更も申請と承認を通ることまで、順に説明します。
この漫画で分かること全23コマ
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 ファンド管理
都内のベンチャーキャピタル。社員60人。投資家から預かった資金でファンドを運用している。
三雲はファンド管理部。投資家とのやりとりと、ファンドの記録を担当している。
芝崎は情報システム。社内で使うシステムの面倒を見ている。
| ファンド管理システム | ファンド、投資家名簿、出資額、承認の申請 |
|---|---|
| 共有フォルダ | 契約書や議事録のファイルを置く場所 |
| 外部データルーム | 投資先や監査法人に、限った資料だけを開く外部の場所 |
| 人事システム | 社員の所属と異動を登録する |
会社によっては4つより多い。会計・経費精算・メール・チャットが、さらに別になっていることもある。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 来月の異動で、Nさんがファンド管理部から投資チームへ移ります。
三雲 楓 見られる範囲の切り替えを、お願いしてもいいですか。
芝崎 亮 システムごとに設定が別なので、4つのシステムすべてで権限を直すことになります。
| 会社 | Autaisを使う会社そのもの。ほかの会社のデータとは混ざらない |
|---|---|
| 部署 | ファンド管理部/投資チーム/経理 |
| 役職 | 担当/責任者/部長 |
| 所属 | どの社員が、どの部署の、どの役職かの登録 |
権限は、所属(どこにいるか)と、ロール(何をしてよいか)の2つで決まる。異動で変わるのは所属のほう。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 所属の変更は、人事システムに登録しました。
芝崎 亮 システムは、どの社員がどの部署の、どの役職かを、組織として持っています。
| ファンド管理部 | 投資家名簿・出資額まで見える |
|---|---|
| 投資チーム | 投資先の情報は見えるが、投資家名簿は見えない |
| 経理 | 入出金は見えるが、検討中の投資案件は見えない |
「誰に何を見せるか」を、上の4つのシステムそれぞれに設定してある。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 同じファンド管理システムでも、私と投資チームでは見える情報が違いますよね。
芝崎 亮 部署と役割で、見える情報を分けてあります。全員が全部の情報を見るようにはしていません。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 ファンド管理
三雲 楓 Nさんの行く投資チームは、投資先を探して、出資したあとを見る部署ですよね。
芝崎 亮 はい。Nさんから投資家名簿を見る権限を外して、投資先の情報を見る権限を足します。
| 外す | 使わなくなるシステムとデータの権限を落とす |
|---|---|
| 足す | 新しい部署で使うシステムとデータの権限を付ける |
| 変える | 役職が上がれば、承認してよい金額の範囲も変わる |
| 確かめる | 外し忘れ・付け忘れがないか、後から点検する |
異動は4月と10月にまとまって出て、あとは随時。上の4つを、異動した人数のぶんだけ繰り返す。
芝崎 亮 情報システム
芝崎 亮 情報システムと各部署の担当者が、外す・足す・変える・確かめるを、異動する人数のぶんだけ繰り返します。
芝崎 亮 4月の異動は12名。1人あたり4システムなので、権限を直す作業はのべ48回になります。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 ファンド管理
三雲 楓 48回ぶん、システムに1つずつログインして、権限を手で直していくんですか。
芝崎 亮 いえ。見える範囲と、してよいことは、権限という仕組みでまとめてあります。
三雲 楓 権限、というのは。
| どこまで見えるか | ファンド第2号の投資家名簿・出資額 |
|---|---|
| そこで何ができるか | 見る・書き換える(承認はできない) |
上の行が「範囲」、下の行が「してよいこと」。2つの組み合わせが、Nさんの権限になる。
芝崎 亮 情報システム
芝崎 亮 誰が、どの情報を見てよいか。見た情報に何をしてよいか。権限は、2つの許可をまとめた設定です。
| 投資家ごとの出資額が広まる | 本人以外には伏せる約束で預かっている情報 |
|---|---|
| 未公表の投資判断が漏れる | 検討中の投資先が、決議の前に社外へ出る |
| 確定した評価額が上書きされる | 見えれば書き換えもできる。悪気がなくても起きる |
| 監査で指摘される | 「必要な人だけが見られる状態」を、後から示せない |
営業部の例の「商談情報」にあたるのが、投資家名簿と検討中の案件。上の2つはその場で漏れ、下の2つは後から効く。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 そもそも、全員が全部の情報を見られてはダメなんですか。制限がないほうが早いのに。
三雲 楓 あ、でも──営業部から生産部門へ移った人が、顧客との商談情報を見続けられたら、まずいですね。
芝崎 亮 はい。関係のない人が情報を持つほど、情報が外へ出ていく道は増えます。
※【監査】決められた手順どおりに運用できているかを、記録をもとに第三者が確かめること。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 ファンド管理
三雲 楓 権限は、社員ひとりひとりに設定してあるんですか。60人分ですか。
芝崎 亮 ひとりずつ権限を設定すると、変えるたびに抜けが出ます。だからロールという単位で権限をまとめます。
| ファンド管理 担当 | 投資家名簿・出資額を 見る・書き換える |
|---|---|
| ファンド管理 責任者 | 同じ範囲を 見る・書き換える・承認する |
| 投資チーム | 投資先の情報を 見る・書き換える(投資家名簿は入らない) |
Nさんは上の型から下の型へ移る。投資家名簿が見えなくなり、投資先の情報が新しく見えるようになる。外すのと足すのが、型を変えるだけで同時に起きる。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 ロール、というのは。
芝崎 亮 ロールは、立場ごとに権限をまとめた型です。会社が型を先に作り、社員には型を1つ割り当てます。
三雲 楓 「営業部の担当」という札を作っておいて、異動した人には別の札を渡す、ということですか。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 ファンド管理
三雲 楓 つまり、48回ログインするのではなく、Nさんが使う型を1回変えるだけ、ということですか。
芝崎 亮 はい。人が直すのは型だけで、社員ひとりひとりの設定は触りません。
| 申請ができた日 | 3月28日(人事で異動が決まると自動で作られる) |
|---|---|
| 最初に承認する人 | 所属長 |
| 次に承認する人 | 情報システム(実際に設定を変える部署) |
| 切り替わる日 | 3月31日 ロールを「投資チーム」へ |
権限は、誰か一人の判断では変わらない。誰がいつ許可した変更かが、申請の記録として残る。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 型の付け替えは、誰かが申請するんですか。
芝崎 亮 一般には、権限の変更も稟議と同じで申請と承認を通します。人事で異動が決まると、申請が自動で作られます。
※【プロビジョニング】人事の異動処理に連動して、利用者の権限を自動で付けたり外したりする仕組み。
| ファンド管理システム | 自動 → 切り替わる日に、外すのも足すのも同時に反映 |
|---|---|
| 共有フォルダ | 手作業のタスク 担当:情報システム 期限:切り替わる日 |
| 外部データルーム | 手作業のタスク 担当:情報システム 期限:切り替わる日 |
共有フォルダと外部データルームは人がやる。申請の中にタスクとして出るが、実際に外れたか・足されたかまでは、申請側では見ていない。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 申請が下りれば、権限を外すのも足すのも、いっぺんに終わるんですか。
芝崎 亮 人事のデータを受け取っているシステムは、権限を自動で切り替えます。受け取っていないシステムは手作業です。
※【データルーム】投資検討や監査のために、限られた相手にだけ資料を開く外部の共有場所。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 ファンド管理
三雲 楓 つまり、申請が下りたことと、実際に切り替わっていることは別ということですか。
芝崎 亮 はい。手作業の分が本当に終わったかどうかは、申請の記録には残りません。
| 一覧 | 見えていたファンドが一覧から消え、投資先が新しく並ぶ |
|---|---|
| 承認 | 承認する人から外れ、その分は次の人へ引き継がれる |
| 記録 | 誰がいつ変えたかが、監査ログに残る |
一覧・承認・記録を別々に設定するのではない。ロールを1回変えると、3つとも同時に変わる。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 ロールを付け替えると、権限のほかにも何か変わるんですか。
芝崎 亮 権限をもとに決まっている一覧と承認と記録が、まとめて変わります。
※【監査ログ】誰がいつ何を変えたかを、あとから書き換えられない形で残した記録。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 ファンド管理
三雲 楓 Autaisも、同じやり方なんですか。
芝崎 亮 Autaisも同じ考え方です。ロールは「テナントロール」という名前で、所属と組み合わせて範囲を分けます。
芝崎 亮 従業員と商品は、項目ごとに見てよいかどうかまで決められます。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 ファンド管理
芝崎 亮 Autaisでも、異動が決まると権限変更の申請が自動で作られます。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 ファンド管理
三雲 楓 手作業になる分は、どうやって拾うんですか。
芝崎 亮 AIが、権限の変更結果と、実際に資料を開いた記録を突き合わせます。
芝崎 亮 外し忘れと付け忘れを見つけて知らせます。
| ファンド管理システム | 外すのも足すのも、3月31日に反映済 |
|---|---|
| 共有フォルダ | 解除済 |
| 外部データルーム(前の部署) | Nさんを招いたままの設定が残存 4月に3回の閲覧 |
| 外部データルーム(投資先C社) | まだ招かれていない 新しい仕事が始められない |
| 管理AI | 外す1件と、足す1件を候補として提示 |
外し忘れが1件、付け忘れが1件。AIがするのは候補を出すところまで。直すと決めるのは人。
三雲 楓 ファンド管理
管理AI Nさんの権限変更は3月31日に済んでいます。外れていない権限が1件、足りていない権限が1件あります。
三雲 楓 2件とも直してください。
※【運用上の注意】AIは権限を外す・足す操作まで行えますが、実行してよいかどうかの最終承認は人が行ってください。誰がいつ許可したかは、申請と監査ログに残ります。
※AIに承認そのものを代行させないでください。職務分離の観点から、申請者と承認者は人として分けます。
三雲 楓 ファンド管理
管理AI 直しました。3月に異動した方のうち、外し忘れか付け忘れがある方が、ほかに2名います。
三雲 楓 定期の点検まで、外し忘れには気づかないままでした。4月に3回も開かれていたのに。
三雲 楓 付け忘れのほうは、Nさんから言われるまで分かりません。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 ファンド管理
三雲 楓 最初の質問に戻りますが──のべ48回、権限を手で直す必要は、ありますか。
芝崎 亮 ありません。型を1回変えれば、外す権限も足す権限も同時に切り替わります。
芝崎 亮 人が確かめるのは、共有フォルダと外部データルームの2つだけです。
| 権限 | どこまで見えて、そこで何をしてよいかの許可 |
|---|---|
| ロール | 立場ごとの権限の型。社員には型を1つ割り当てる |
| 異動で起きること | 使わない権限を外し、新しく使う権限を足す。役職が変われば承認の範囲も変わる |
| 権限変更の申請 | 権限の変更も、稟議と同じで申請と承認を通る(一般的な仕組み) |
| 組織 | 会社・部署・役職・所属。異動で変わるのは所属 |
| Autaisの範囲 | 所属とテナントロールで管理操作の範囲を分ける。従業員と商品は項目ごとに可否を決める |
下のスライドで、Autaisの設定項目を1つずつ見せます。呼び方は「テナントロール」「フィールド権限」に変わる。
芝崎 亮 情報システム
三雲 楓 下のスライドで、Autaisで設定できることを1つずつ見せてもらえますか。
※作中の社名・人物・日付・件数は説明のための設定で、製品の既定値や実績値ではありません。
作中の社名・人物・数値は架空です。実績値ではありません。
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