導入

導入準備度診断

導入準備度診断は、最初に使う業務を決め、担当者・データ・権限・確認方法の不足を見つけるためのチェックです。このページは運用上の確認ガイドであり、Autaisによる自動採点や導入可否の保証ではありません。

このページの目次
  1. まず、最初の業務と完了条件を決める
  2. 担当者と判断の受け渡しをそろえる
  3. 元データと報告要件を確認する
  4. 権限と外部接続の境界を確認する
  5. 小さく試し、例外も確認する
  6. 準備度は根拠付きで判定する
  7. Autaisで確認する範囲と今後の企画
  8. よくある質問
  9. 参考資料・確認範囲
  10. CSVから投資先KPIを取り込む
  11. 組織・ロール・権限でできること
  12. 承認・差戻しでできること
  13. LP四半期報告書を作成・確認する

まず、最初の業務と完了条件を決める

  • 全体」ではなく、対象ファンド・対象期間・利用者を絞ります。例:次の四半期に、投資先データの受領から報告の確認までを行う。
  • 完成させる成果物と、誰が何を確認すれば完了かを決めます。画面への登録やPDF生成だけで、内容の承認・相手への送達まで完了したとは扱いません。
  • 現在の転記回数、確認待ち、訂正件数を控え、導入後に同じ条件で比較します。効果の数値は、実測せずに約束しません。

担当者と判断の受け渡しをそろえる

  • の導入責任者が対象範囲と開始可否を決め、運営担当が資料を整理します。投資・経理・IRは各業務の確認者となり、IT担当はアクセスと接続条件を確認します。
  • LPや投資先に作業を依頼する場合は、提出物・期限・問い合わせ先を先に伝えます。相手の受領や回答を確かめる担当者も決めます。
  • は必須ではありません。委託する場合だけ担当範囲と引継ぎ資料を追加し、GP側の最終確認者を明確にします。

導入判断へ渡す4つの成果物

  1. 導入責任者

    最初の業務と対象を決める

    渡すもの:対象範囲・成果物・完了条件

  2. 運営・IT担当

    資料と利用条件を整理する

    渡すもの:データ一覧・権限表・不足事項

  3. 業務の確認者

    代表ケースと例外を照合する

    渡すもの:確認結果・差異・残課題

  4. 導入責任者・運用担当

    開始可否と開始後の担当を決める

    残すもの:判定・条件・期限・連絡先

推奨する業務の流れです。自動承認フローが実装済みという意味ではありません。

元データと報告要件を確認する

  • 対象ファンド、LP、投資先の一覧と、契約・残高・過去報告の場所をまとめます。必要な過去期間と、移行しない資料の参照方法も決めます。
  • 、会計年度、単位・通貨、数値の定義、をそろえます。空欄と実績ゼロを区別し、不足資料には取得担当者と期限を付けます。
  • 出力したい報告書から逆算し、必要項目と元データの対応表を作ります。ILPA資料は参考になりますが、個別契約・報告方針と採用する版を確認し、テンプレートの存在を自動対応の証明にはしません。

権限と外部接続の境界を確認する

  • 作成・編集・確認・承認・閲覧・ダウンロードを、実際の役割ごとに整理します。別ファンドや別LPの資料を閲覧できないことも確認対象にします。
  • 会計ソフト、銀行、署名、メールのどこまでがシステム内で、どこから外部の作業かを書き出します。接続名や選択肢があるだけで、自動連携できるとは判断しません。
  • 本番へ送信しない検証方法、使用を認められた資料、利用環境を先に決めます。共有テスト環境の既存データを初期化・上書きして診断しないでください。

小さく試し、例外も確認する

  • 対象を絞った検証用データで、元資料から入力・照合・出力までを通します。管理者だけでなく、実際に担当する権限で確認します。
  • 欠損、重複、対象期間違い、部分成功、訂正、再実行を含めます。CSV取込件数と保存された値を照合し、成功表示だけで判定しません。
  • 停止時の連絡先、再開条件、切戻し(元の運用に戻す手順)を決めます。切替中に旧運用へ追加されたデータの扱いと、開始後の問い合わせ担当も残します。

準備度は根拠付きで判定する

  • 開始できる:対象業務のデータ・権限・確認手順を検証し、責任者が結果を受け入れている。
  • 条件付き:残課題について、影響する業務、代替手順、担当者、期限、再確認日を決めている。未確認項目を合格扱いにはしません。
  • 保留:数値が照合できない、必要資料がない、公開範囲が不明、確認者が決まらないなど、安全に開始する根拠が不足している。
  • 判定台帳の記入項目:対象業務/確認項目/根拠資料/判定/残課題/担当者/期限/確認者/確認日。点数の平均で重大な未解決事項を相殺しない構成にします。

Autaisで確認する範囲と今後の企画

  • 関連する機能紹介で、データ取込、権限、承認、LP報告の提供状態を確認し、対象環境で業務の完了条件と照合します。「コード確認済み」と「操作検証済み」は分けて読みます。
  • 導入準備度を一括判定する専用画面は、今回のコード調査では確認できていません。監査準備度・準備度など、別目的の評価機能をこの診断の実装とは扱いません。
  • 企画候補:対象業務ごとの判定台帳、根拠資料との紐付け、未解決事項の担当・期限、開始判断と再確認履歴。現時点では運用資料で補う前提です。

よくある質問

このページで自動診断できますか?

自動採点フォームではありません。業務ごとに準備状況と根拠を整理するガイドです。開始可否は責任者が確認結果をもとに判断します。

すべての業務を同時に移行する必要がありますか?

最初の業務と対象期間を絞れます。ただし、旧運用と新運用の境界、データの正本、二重入力や未処理の確認担当を決めてください。

ファンドアドミがいなくても使えますか?

このガイドはGPが業務を担当する前提です。委託する場合だけ、委託先の作業とGPの確認範囲を追加します。

未解決事項があると導入できませんか?

影響と代替手順によります。安全性や数値の正確性、公開範囲が確認できない場合は保留し、その他も担当・期限・再確認条件を決めて判断します。

参考資料・確認範囲

本文確認日:2026-09-07。一般的な業務整理とコード照合に基づく説明です。個別契約・法務・会計判断や、利用環境での操作確認を代替しません。

  • Microsoft Learn:Go-live checklist

    業務受入、実権限での検証、データ移行、外部依存、運用引継ぎの観点を参照。Dynamics 365向け資料であり、Autaisの提供機能を示すものではありません。

  • ILPA Reporting Template

    報告項目・定義・版の確認に利用する業界資料。個別契約への適用判断やAutaisの準拠を保証しません。

  • Citco:ILPA Reporting and New Performance Template

    2026年3月9日。報告様式の変更を、勘定・入力データ・計算・配信まで分けて考える運営実務例として参照。

Autais機能ガイド

取込方法と確認事項から探す

GPの担当者が、CSV一括インポートとデータソース経由の取込を使い分けるための説明です。

依頼・受領の管理とは別の機能です。取込成功を、内容承認やLP報告への採用と同一視しません。

Autais機能ガイド

転記を減らし、確認すべき箇所を見つける

複数企業のCSVを取り込み、エラーや項目ごとの検証結果を確認できます。

  • 元のCSV
  • 取込結果
  • 確認
  • 保存値との照合

Before 個別に転記して確認

企業ごとの数値を転記し、入力漏れや間違いを探す。

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After 取込結果から照合対象を絞る

CSV取込の結果を見て、エラー・基準日・更新対象を確認する。

期待できるメリット

  • テンプレートで項目をそろえる
  • 取込エラーを確認する
  • 検証と保存を分けて進める

期待効果の例です。コード確認済み・操作検証前。会計ソフトとの自動同期や、数値の正確性を保証しません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

複数企業のKPIを一括CSVで登録する

「データ取込」のテンプレートに企業名・基準日・指標を入力し、CSV一括インポートを行う経路があります。

  • 登録企業名とCSVの企業名を照合します。
  • 同じ企業・同じ日のデータがあれば、入力項目を更新します。
  • 件数とエラーを確認し、部分成功も元資料と照合します。
企業名・基準日CSV一括インポート更新結果・エラー
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

上書き前の差分確認・旧版の保持は別途確認が必要です。空欄やN/Aの扱いを実績ゼロと混同しません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

データソースのCSVをジョブとして取り込む

データソース詳細のCSVアップロードから取込ジョブを作成し、処理件数・エラー・結果を確認する経路があります。

  • 取込ジョブ履歴から結果を確認します。
  • 元の項目名、変換後の値、認識の信頼度を読み合わせます。
  • 完了したジョブに検証実行とスナップショット書込の操作があります。
データソースCSVアップロードジョブ・結果
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

キューの開始と取込完了は別です。今回確認したジョブでは、CSV以外の自動取込は未実装です。

Autaisコード確認済み・操作検証前

検証結果と保存される日付を確認する

検証済み項目をスナップショットへ書き込む処理があります。機械検証は、人によるレビューや承認とは異なります。

  • 認識の信頼度と値の有無で自動検証します。
  • ジョブ経由では当日の日付で保存します。
  • 未指定項目には企業の現在値が入る場合があり、元資料との照合が必要です。
機械検証当日の日付で保存基準日・補完値の確認
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

過去実績の基準日や全指標の出典が揃うことを保証しません。再書込の重複・訂正と、LP報告への採用は別工程です。

Autais企画中・未提供

差分と採用版を確認する画面へ拡張する

取込前後の差分、元の基準日、出典、訂正理由を確認し、採用版を決める専用フローの企画です。

  • 項目ごとの欠損と出典を保持します。
  • 再取込・再書込の重複と上書き範囲を確認します。
  • 採用版の変更が評価や報告へ与える影響を表示します。
差分・元の基準日採用版レビュー下流への影響
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

企画中:現在の取込・自動検証と、この統合レビュー画面は分けて扱います。外部API連携も接続先ごとに実装・検証が必要です。

スクロールで全スライドを閲覧できます。目次・上下ボタン・上下矢印キーでも移動できます。

よくある疑問

社員はいくつものシステムを使い分けています。異動のたびに、外す権限と足す権限を、全部手で直すんですか?

ファンドを運用する会社の、管理部と情報システムの会話です。どんなシステムを使っているかの説明から始めて、「権限」「ロール」という言葉の意味、異動のときに誰が何を直すのか、その変更も申請と承認を通ることまで、順に説明します。

この漫画で分かること全23コマ

  1. この会社と、使っているシステム
  2. 異動で起きること
  3. 権限とは何か
  4. なぜ全部を見せないのか
  5. ロール=権限の型
  6. 権限の変更も申請を通る
  7. 連動の外に残るもの
  8. Autaisの場合
  9. AIが足すもの
  10. 最初の問いへの答え
  1. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    都内のベンチャーキャピタル。社員60人。投資家から預かった資金でファンドを運用している。

    三雲はファンド管理部。投資家とのやりとりと、ファンドの記録を担当している。

    芝崎は情報システム。社内で使うシステムの面倒を見ている。

  2. この会社が仕事で使っているシステム
    ファンド管理システムファンド、投資家名簿、出資額、承認の申請
    共有フォルダ契約書や議事録のファイルを置く場所
    外部データルーム投資先や監査法人に、限った資料だけを開く外部の場所
    人事システム社員の所属と異動を登録する

    会社によっては4つより多い。会計・経費精算・メール・チャットが、さらに別になっていることもある。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 来月の異動で、Nさんがファンド管理部から投資チームへ移ります。

    三雲 楓 見られる範囲の切り替えを、お願いしてもいいですか。

    芝崎 亮 システムごとに設定が別なので、4つのシステムすべてで権限を直すことになります。

  3. 組織 ─ システムが持っている会社の形
    会社Autaisを使う会社そのもの。ほかの会社のデータとは混ざらない
    部署ファンド管理部/投資チーム/経理
    役職担当/責任者/部長
    所属どの社員が、どの部署の、どの役職かの登録

    権限は、所属(どこにいるか)と、ロール(何をしてよいか)の2つで決まる。異動で変わるのは所属のほう。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 所属の変更は、人事システムに登録しました。

    芝崎 亮 システムは、どの社員がどの部署の、どの役職かを、組織として持っています。

  4. 同じファンド管理システムでも、見えるものは人によって違う
    ファンド管理部投資家名簿・出資額まで見える
    投資チーム投資先の情報は見えるが、投資家名簿は見えない
    経理入出金は見えるが、検討中の投資案件は見えない

    「誰に何を見せるか」を、上の4つのシステムそれぞれに設定してある。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 同じファンド管理システムでも、私と投資チームでは見える情報が違いますよね。

    芝崎 亮 部署と役割で、見える情報を分けてあります。全員が全部の情報を見るようにはしていません。

  5. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 Nさんの行く投資チームは、投資先を探して、出資したあとを見る部署ですよね。

    芝崎 亮 はい。Nさんから投資家名簿を見る権限を外して、投資先の情報を見る権限を足します。

  6. 異動のたびに、情報システムと担当者がやること
    外す使わなくなるシステムとデータの権限を落とす
    足す新しい部署で使うシステムとデータの権限を付ける
    変える役職が上がれば、承認してよい金額の範囲も変わる
    確かめる外し忘れ・付け忘れがないか、後から点検する

    異動は4月と10月にまとまって出て、あとは随時。上の4つを、異動した人数のぶんだけ繰り返す。

    芝崎 亮 情報システム

    芝崎 亮 情報システムと各部署の担当者が、外す・足す・変える・確かめるを、異動する人数のぶんだけ繰り返します。

    芝崎 亮 4月の異動は12名。1人あたり4システムなので、権限を直す作業はのべ48回になります。

  7. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 48回ぶん、システムに1つずつログインして、権限を手で直していくんですか。

    芝崎 亮 いえ。見える範囲と、してよいことは、権限という仕組みでまとめてあります。

    三雲 楓 権限、というのは。

  8. 権限とは ─ 異動前のNさんの場合
    どこまで見えるかファンド第2号の投資家名簿・出資額
    そこで何ができるか見る・書き換える(承認はできない)

    上の行が「範囲」、下の行が「してよいこと」。2つの組み合わせが、Nさんの権限になる。

    芝崎 亮 情報システム

    芝崎 亮 誰が、どの情報を見てよいか。見た情報に何をしてよいか。権限は、2つの許可をまとめた設定です。

  9. 全員が全部を見られると、何が起きるか
    投資家ごとの出資額が広まる本人以外には伏せる約束で預かっている情報
    未公表の投資判断が漏れる検討中の投資先が、決議の前に社外へ出る
    確定した評価額が上書きされる見えれば書き換えもできる。悪気がなくても起きる
    監査で指摘される「必要な人だけが見られる状態」を、後から示せない

    営業部の例の「商談情報」にあたるのが、投資家名簿と検討中の案件。上の2つはその場で漏れ、下の2つは後から効く。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 そもそも、全員が全部の情報を見られてはダメなんですか。制限がないほうが早いのに。

    三雲 楓 あ、でも──営業部から生産部門へ移った人が、顧客との商談情報を見続けられたら、まずいですね。

    芝崎 亮 はい。関係のない人が情報を持つほど、情報が外へ出ていく道は増えます。

    ※【監査】決められた手順どおりに運用できているかを、記録をもとに第三者が確かめること。

  10. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 権限は、社員ひとりひとりに設定してあるんですか。60人分ですか。

    芝崎 亮 ひとりずつ権限を設定すると、変えるたびに抜けが出ます。だからロールという単位で権限をまとめます。

  11. ロール = 権限の型
    ファンド管理 担当投資家名簿・出資額を 見る・書き換える
    ファンド管理 責任者同じ範囲を 見る・書き換える・承認する
    投資チーム投資先の情報を 見る・書き換える(投資家名簿は入らない)

    Nさんは上の型から下の型へ移る。投資家名簿が見えなくなり、投資先の情報が新しく見えるようになる。外すのと足すのが、型を変えるだけで同時に起きる。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ロール、というのは。

    芝崎 亮 ロールは、立場ごとに権限をまとめた型です。会社が型を先に作り、社員には型を1つ割り当てます。

    三雲 楓 「営業部の担当」という札を作っておいて、異動した人には別の札を渡す、ということですか。

  12. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 つまり、48回ログインするのではなく、Nさんが使う型を1回変えるだけ、ということですか。

    芝崎 亮 はい。人が直すのは型だけで、社員ひとりひとりの設定は触りません。

  13. 異動にともなう権限変更の申請
    申請ができた日3月28日(人事で異動が決まると自動で作られる)
    最初に承認する人所属長
    次に承認する人情報システム(実際に設定を変える部署)
    切り替わる日3月31日 ロールを「投資チーム」へ

    権限は、誰か一人の判断では変わらない。誰がいつ許可した変更かが、申請の記録として残る。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 型の付け替えは、誰かが申請するんですか。

    芝崎 亮 一般には、権限の変更も稟議と同じで申請と承認を通します。人事で異動が決まると、申請が自動で作られます。

    ※【プロビジョニング】人事の異動処理に連動して、利用者の権限を自動で付けたり外したりする仕組み。

  14. 申請の中身 ─ 自動になる分と、手作業の分
    ファンド管理システム自動 → 切り替わる日に、外すのも足すのも同時に反映
    共有フォルダ手作業のタスク 担当:情報システム 期限:切り替わる日
    外部データルーム手作業のタスク 担当:情報システム 期限:切り替わる日

    共有フォルダと外部データルームは人がやる。申請の中にタスクとして出るが、実際に外れたか・足されたかまでは、申請側では見ていない。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 申請が下りれば、権限を外すのも足すのも、いっぺんに終わるんですか。

    芝崎 亮 人事のデータを受け取っているシステムは、権限を自動で切り替えます。受け取っていないシステムは手作業です。

    ※【データルーム】投資検討や監査のために、限られた相手にだけ資料を開く外部の共有場所。

  15. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 つまり、申請が下りたことと、実際に切り替わっていることは別ということですか。

    芝崎 亮 はい。手作業の分が本当に終わったかどうかは、申請の記録には残りません。

  16. ロールを変えると一緒に変わるもの
    一覧見えていたファンドが一覧から消え、投資先が新しく並ぶ
    承認承認する人から外れ、その分は次の人へ引き継がれる
    記録誰がいつ変えたかが、監査ログに残る

    一覧・承認・記録を別々に設定するのではない。ロールを1回変えると、3つとも同時に変わる。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ロールを付け替えると、権限のほかにも何か変わるんですか。

    芝崎 亮 権限をもとに決まっている一覧と承認と記録が、まとめて変わります。

    ※【監査ログ】誰がいつ何を変えたかを、あとから書き換えられない形で残した記録。

  17. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 Autaisも、同じやり方なんですか。

    芝崎 亮 Autaisも同じ考え方です。ロールは「テナントロール」という名前で、所属と組み合わせて範囲を分けます。

    芝崎 亮 従業員と商品は、項目ごとに見てよいかどうかまで決められます。

  18. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    芝崎 亮 Autaisでも、異動が決まると権限変更の申請が自動で作られます。

  19. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 手作業になる分は、どうやって拾うんですか。

    芝崎 亮 AIが、権限の変更結果と、実際に資料を開いた記録を突き合わせます。

    芝崎 亮 外し忘れと付け忘れを見つけて知らせます。

  20. Nさんの権限 ─ 切り替わった後の確かめ
    ファンド管理システム外すのも足すのも、3月31日に反映済
    共有フォルダ解除済
    外部データルーム(前の部署)Nさんを招いたままの設定が残存 4月に3回の閲覧
    外部データルーム(投資先C社)まだ招かれていない 新しい仕事が始められない
    管理AI 外す1件と、足す1件を候補として提示

    外し忘れが1件、付け忘れが1件。AIがするのは候補を出すところまで。直すと決めるのは人。

    三雲 楓 ファンド管理

    管理AI Nさんの権限変更は3月31日に済んでいます。外れていない権限が1件、足りていない権限が1件あります。

    三雲 楓 2件とも直してください。

    ※【運用上の注意】AIは権限を外す・足す操作まで行えますが、実行してよいかどうかの最終承認は人が行ってください。誰がいつ許可したかは、申請と監査ログに残ります。

    ※AIに承認そのものを代行させないでください。職務分離の観点から、申請者と承認者は人として分けます。

  21. 三雲 楓 ファンド管理

    管理AI 直しました。3月に異動した方のうち、外し忘れか付け忘れがある方が、ほかに2名います。

    三雲 楓 定期の点検まで、外し忘れには気づかないままでした。4月に3回も開かれていたのに。

    三雲 楓 付け忘れのほうは、Nさんから言われるまで分かりません。

  22. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 最初の質問に戻りますが──のべ48回、権限を手で直す必要は、ありますか。

    芝崎 亮 ありません。型を1回変えれば、外す権限も足す権限も同時に切り替わります。

    芝崎 亮 人が確かめるのは、共有フォルダと外部データルームの2つだけです。

  23. ここまでに出てきたこと
    権限どこまで見えて、そこで何をしてよいかの許可
    ロール立場ごとの権限の型。社員には型を1つ割り当てる
    異動で起きること使わない権限を外し、新しく使う権限を足す。役職が変われば承認の範囲も変わる
    権限変更の申請権限の変更も、稟議と同じで申請と承認を通る(一般的な仕組み)
    組織会社・部署・役職・所属。異動で変わるのは所属
    Autaisの範囲所属とテナントロールで管理操作の範囲を分ける。従業員と商品は項目ごとに可否を決める

    下のスライドで、Autaisの設定項目を1つずつ見せます。呼び方は「テナントロール」「フィールド権限」に変わる。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 下のスライドで、Autaisで設定できることを1つずつ見せてもらえますか。

    ※作中の社名・人物・日付・件数は説明のための設定で、製品の既定値や実績値ではありません。

作中の社名・人物・数値は架空です。実績値ではありません。

Autais機能ガイド

誰が何を見て操作できるかをそろえる

ユーザー・テナント・ロールの基盤を使い、必要なアクセス範囲を整理します。ファンド別・項目別の適用は個別に確認します。

  • ユーザー
  • テナント
  • ロール
  • フィールド権限

Before 見せてよい範囲が人によって違う

担当者ごとに設定を確認して回るため、異動や増員のたびに漏れが出て、見せ過ぎと見られないの両方が起きる。

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After 役割とデータ境界を関連づける

所属テナント・ロール・対象業務を組み合わせて確認する。

期待できるメリット

  • 役割ごとに操作範囲をそろえられる
  • 異動のときに見直す箇所が一か所になる
  • 項目単位の可否まで含めて確認できる

期待効果の例です。コード確認済み・操作検証前。すべてのファンド・項目・出力の制御や、契約上の責任分界を保証するものではありません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

ユーザーと所属を管理する

管理画面でユーザーを作成・編集し、ロールを表示・更新します。

  • ユーザーの状態と権限を確認します。
  • 管理者のみが変更できる導線があります。
ユーザー所属状態
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

招待・退職・外部関係者の運用は利用環境で確認します。

Autaisコード確認済み・操作検証前

テナントロールを割り当てる

Owner・Admin等のテナントロールを使い、管理操作の範囲を分けます。

  • ロールラベルを表示します。
  • 管理者限定の操作を認可します。
ロール管理の画面。定義済みロールごとに許可される操作の範囲と割り当て人数が並び、下にカスタムロールの枠がある クリックで全画面表示
ロール管理(架空のテナントに投入した架空データ。実際の画面をそのまま撮影しています)
入力
メンバーごとにロールを選びます。用意されたロールで足りなければ、モジュールごとの権限を組み合わせた独自のロールも作れます。
出力
ロールごとに「どこまで触れるか」と割り当て人数が並びます。ここで決めた範囲が、そのまま各画面の見え方に効いてくるイメージです。

画像を開く

別タブで開きます。元のスライドはそのまま残ります。

業務ごとの細かな職務分離は別の権限設定と組み合わせます。

Autaisコード確認済み・操作検証前

所属とロールに基づく認可を確認する

ファンドの閲覧や管理操作には、Policyによる所属・管理権限の確認があります。

  • 閲覧と管理操作の判定を分けます。
  • 必要な業務範囲と実際の認可結果を照合します。
Policy認可所属・ロール
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

同じテナント内のファンド別・LP別の制限まで保証する説明ではありません。対象データの取得・直接URL・出力を含めた適用は個別に確認します。

Autaisコード確認済み・操作検証前

設定対象のフィールド権限を管理する

従業員・商品項目を対象に、ロールごとのフィールド権限を取得・一括更新する基盤があります。

  • 設定対象モデルと項目を選びます。
  • 対象項目のアクセス設定を確認・更新します。
従業員・商品ロール項目権限
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

コード確認済み・操作検証前。確認した設定にファンド項目は含まれません。全画面・添付・出力への適用や、ファンド項目の制御は未確認です。

Autaisコード確認済み・操作検証前

権限変更と組織図を監査する

権限変更、承認、職務分離、外部関係者の期限を一つの証跡で管理します。

  • 変更理由と承認者を保存します。
  • 期限切れ権限を検出します。
変更履歴職務分離期限切れ
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

メニュー「ガバナンス › 組織・権限」で、組織図・ロール別権限一覧・権限変更の監査ログ・棚卸し期限を一画面で見られ、棚卸し実施を記録し、期間指定の証拠パッケージ(CSVのzip、sha256付き)を出せます(2026-09-17、admin限定)。権限の変更は既存の管理画面で行い、棚卸し期限の通知はありません。

スクロールで全スライドを閲覧できます。目次・上下ボタン・上下矢印キーでも移動できます。

よくある疑問

出した稟議が3日止まっています。承認する人に一人ずつ「見ましたか」と聞いて回るしかないんですか?

ファンドを運用する会社の、管理部と情報システムの会話です。どんなお金に承認が要るのかの説明から始めて、「承認ワークフロー」という言葉の意味、金額で承認する人が変わること、止まったときに何が起きるかまで、順に説明します。

この漫画で分かること全17コマ

  1. この会社と、承認が要るお金
  2. 止まっている稟議
  3. ワークフローとは何か
  4. なぜ承認が要るのか
  5. 金額で承認する人が変わる
  6. 止まったときに起きること
  7. 下りた後に起きること
  8. Autaisの場合
  9. AIが足すもの
  10. 最初の問いへの答え
  1. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    都内のベンチャーキャピタル。社員60人。投資家から預かった資金でファンドを運用している。

    三雲はファンド管理部。投資家とのやりとりと、お金を動かす手続きを担当している。

    芝崎は情報システム。社内で使うシステムの面倒を見ている。

  2. この会社で、承認をもらってから出すお金
    投資の実行・追加出資投資先へ出すお金。1件あたり数千万円〜数億円
    外部への支払監査法人・事務代行への報酬
    ファンドの費用管理報酬、設立にかかった費用
    経費精算出張費など。1件あたり数万円

    月に30件ほど。金額も相手もばらばらで、上の行ほど決めてよい人が限られる。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 会社のお金を出すときは、申請を出して、決められた人に承認してもらいますよね。

    芝崎 亮 はい。金額が大きいほど、支出を決めてよい人は限られます。

  3. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 投資先のC社へ追加で出資する稟議を出しました。

    三雲 楓 3日たつのに返事がなくて。稟議が誰のところで止まっているのかも分かりません。

    ※【稟議】ある金額を使ってよいかを、決められた人たちに順番に承認してもらう社内手続き。

  4. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 承認する人に一人ずつ「見ましたか」と聞いて回るしかないんですか。

    芝崎 亮 承認ワークフローという仕組みが、聞いて回る手間をなくします。

    三雲 楓 ワークフロー、というのは。

  5. 追加出資の稟議 ─ 誰が、どの順番で承認するか
    申請する人三雲(ファンド管理)
    最初に承認する人投資担当
    次に承認する人投資責任者
    全部そろったら申請した人へ通知

    上から順に承認していく。いま誰のところで止まっているかが、この表でそのまま分かる。

    芝崎 亮 情報システム

    芝崎 亮 承認ワークフローは、誰の承認をどの順番でもらうかを、先に決めて登録しておく仕組みです。

    芝崎 亮 紙の決裁書を回していた順番を、画面の上へ写します。

  6. 承認を通さずに出すと、何が起きるか
    見るべきものを見ずに決める手元の資金、まだ払い込まれていない出資金、他の投資先とのつり合い
    ファンドの契約で決めた制限を超える1社への投資上限や投資できる対象の決まりを、その場で確かめられない
    決めた人が分からなくなる口頭とメールだけだと、後から経緯をたどれない
    監査とLPへの説明で困る規程どおりの決裁を通した証拠を、後から示せない

    一人では全部を見きれない。上の2つがその場で起きる損失、下の2つは後から効いてくる。だから決めてよい人を先に決めておく。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 そもそも、承認は要るんですか。申請者が自分で決めたほうが早いのに。

    三雲 楓 …あ、値引きを1つ決めるにも、原価と、売上の目標と、取引先との長い付き合いを見ないといけないですね。

    芝崎 亮 金額が大きいほど、ひとりで決めてはいけない決まりになっています。

    ※【LP】ファンドに出資している投資家のこと。出資の使い道について、運用する側に説明を求める立場にある。

  7. 金額ごとに、誰が承認するか
    5,000万円未満投資責任者のみ(投資担当を飛ばす)
    5,000万円〜3億円未満投資担当 → 投資責任者
    3億円以上投資責任者 + 管理部長(合議)

    金額帯は重ならず、間も空けない。どの申請も、必ずどれか1行に決まる。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 承認する順番は、いつも同じなんですか。

    芝崎 亮 金額で承認する人が変わります。文房具を買うのに役員の承認が要ったら、誰も仕事になりません。

    芝崎 亮 少額なら担当を飛ばして責任者だけ。高額なら投資責任者と管理部長の合議になります。

    ※【合議】複数の承認者がそろって承認しないと次へ進まない決め方。ひとりが承認しただけでは止まったままになる。

  8. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 つまり、申請を出した時点で、誰が承認するかはもう決まっているということですか。

    芝崎 亮 はい。申請ごとに誰かが承認者を選ぶのではなく、先に登録した順番のとおりに進みます。

  9. 止まっている申請
    C社 追加出資 8,000万円2人目の承認で3日経過 → 承認者へ督促を送信済
    次にすること5日を過ぎたら、その上長へ自動で通知

    督促は人が思い出して送るものではない。上の行の「3日経過」がきっかけになって、自動で出る。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 稟議が止まったままだと、誰かが気づくまで放っておかれますか。

    芝崎 亮 システムが自動で督促を出します。3日動かなければ承認者本人へ、5日で承認者の上長へ。

  10. 承認が下りた後にできるもの
    タスクC社への送金手続き 担当:三雲 期限:3月25日
    文書稟議書(原本) この申請にひも付けて保存

    タスクと文書は別々に作るものではない。承認が下りた時点で、同じ申請番号のまま自動でできる。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 承認が下りたら、稟議は終わりですか。

    芝崎 亮 システムが次の仕事を自動で作ります。担当と期限の付いたタスクと、稟議書の原本の保管先までです。

  11. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 Autaisも、同じやり方なんですか。

    芝崎 亮 Autaisも、承認の仕組みは同じです。

    芝崎 亮 ただ、承認と、仕事の管理と、文書を、別々のシステムで持っている会社が多いと思います。

  12. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    芝崎 亮 Autaisは、承認とタスクと文書を一つのシステムの中に持ちます。

    芝崎 亮 承認が下りた後で、別のシステムへ入れ直す手間がありません。

  13. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 AIが入ると、何が増えるんですか。

    芝崎 亮 AIが、督促を出す前に、承認者の処理状況を材料として出します。

  14. C社 追加出資 承認状況
    1人目 投資担当承認済(3月18日)
    2人目 投資責任者承認待ち 3日経過
    管理AI 督促の候補を作成

    止まっているのは、上から2行目。督促を出すと決めるのは人で、AIは候補を作るところまで。

    三雲 楓 ファンド管理

    管理AI C社 追加出資の稟議が、2人目の承認者のところで止まっています。依頼から3日です。督促を出しますか?

    三雲 楓 督促を出してください。

    ※【運用上の注意】AIは督促の文面作成と送信まで行えますが、送ってよいかどうかの最終判断は人が行ってください。

    ※承認・却下・差戻しの判断をAIに代行させないでください。誰が決裁したかを後から示せる状態を保つためです。

  15. 三雲 楓 ファンド管理

    管理AI 出しました。投資責任者は同じ3日間に、ほかの承認を4件済ませています。

    管理AI C社の稟議だけが手つかずで、差し戻しでもありません。

    三雲 楓 督促を出してよいか迷って、3日置いていました。理由が分かったので、出せました。

    ※【差し戻し】承認せずに申請者へ返すこと。内容を直して出し直すことになる。

  16. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 最初の質問に戻りますが──承認する人に一人ずつ「見ましたか」と聞く必要は、ありますか。

    芝崎 亮 ありません。稟議が誰のところで止まっているかは画面で分かり、督促は日数で自動的に出ます。

  17. ここまでに出てきたこと
    承認ワークフロー誰の承認をどの順番でもらうかを、先に決めて登録しておく仕組み
    金額による分岐金額ごとに承認する人が変わる。高額は合議
    自動の督促止まった日数がきっかけ。本人へ、そして上長へ
    AIが足すもの督促を出す前に、承認者の処理状況を材料として出す

    下のスライドで、申請・承認待ち・差戻し・多段階の設定を1つずつ見せます。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 下のスライドで、Autaisで設定できることを1つずつ見せてもらえますか。

    ※作中の社名・人物・金額・日数は説明のための設定で、製品の既定値や実績値ではありません。

作中の社名・人物・数値は架空です。実績値ではありません。

Autais機能ガイド

承認の流れから探す

申請、承認待ち、承認・却下・差戻し、多段階フロー、履歴を整理します。

タスク作成・通知は関連機能として別に説明します。

Autais機能ガイド

申請を判断可能な状態で回す

申請内容と承認者をそろえ、判断結果と差戻し理由を次の処理へつなぎます。

  • 申請
  • 承認待ち
  • 差戻し
  • 承認履歴

Before 承認がどこで止まっているか分からない

依頼をメールやチャットで送るため、承認済みか、差戻しか、まだ見ていないのかを一人ずつ確認して回る。

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After 判断と次の処理を追跡

承認待ち一覧から判断し、差戻し先とコメントを記録する。

期待できるメリット

  • 承認待ちを一覧で見て、止まっている箇所を特定できる
  • 差戻しの理由を記録として残せる
  • 段階承認・並列承認の途中経過を追える

期待効果の例です。NAV接続の2段階承認等はローカル実画面で確認済みです。その他の業務・承認方式へ検証結果を一般化しません。承認者の判断内容は自動生成しません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

承認申請を起票する

業務から承認リクエストを作成し、対象データとワークフローを関連づけます。

  • 申請番号・タイトル・対象を保持します。
  • 承認ルートを起票します。
承認申請対象データ申請番号
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

申請前の入力チェックは各業務画面に依存します。

Autaisコード確認済み・操作検証前

承認待ちを一覧で確認する

現在の承認者に割り当てられた承認待ちを一覧表示し、詳細を開きます。

  • 承認待ち件数を確認します。
  • 許可されたアクションを表示します。
申請・承認の画面。承認待ちタブに申請番号・タイトル・種別・ステータス・次の承認者・進捗・申請者・申請日の列で申請が並んでいる クリックで全画面表示
承認待ちの一覧(いまの承認者としてログインした状態)(架空のテナントに投入した架空データ。実際の画面をそのまま撮影しています)
入力
申請する側は、種別と件名、中身、期限を入れて出します。誰が何段目で承認するかは、あらかじめ決めておいた経路に沿います。
出力
承認する人の画面には、自分の番が回ってきた申請だけが並びます。何段中の何段目かも見えるので、どこで止まっているかが分かる、という具合です。

画像を開く

別タブで開きます。元のスライドはそのまま残ります。

閲覧対象はテナント・ロール・ワークフロー設定に依存します。

Autaisコード確認済み・操作検証前

承認・却下・差戻しを実行する

コメントを付けて承認・却下し、必要な場合は過去ステップへ差し戻します。

  • 差戻し先ステップを選択します。
  • コメントと判断結果を保存します。
承認却下差戻しコメント
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

差戻し後の修正・再申請は対象業務の運用で確認します。

Autaisコード確認済み・操作検証前

多段階・並列・代理承認を設定する

順次・並列の承認モード、代理承認者、SLAやスキップ条件を定義します。

  • 承認ステップを設計します。
  • 条件に応じたルートを設定します。
多段階並列承認代理承認SLA
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

共通基盤の設定項目です。NAV接続が対応する方式は限定され、ここにある全方式をNAVで使用できるとは限りません。組織ロールとの整合や職務分離は別途レビューします。

Autaisコード確認済み・操作検証前

承認履歴と監査証跡を確認する

判断者、日時、アクション、コメントを履歴として確認し、監査用出力へつなげます。

  • 履歴を申請単位で確認します。
  • 監査トレイルPDFの生成サービスがあります。
承認履歴監査証跡出力
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

外部監査への受入可否や保管期間は運用・規程に依存します。

スクロールで全スライドを閲覧できます。目次・上下ボタン・上下矢印キーでも移動できます。

Autais機能ガイド

数値とGP所感を、一つの報告書へ

期間を選んで報告書を作り、数値と説明を確認してPDF出力や配信へ進めます。

  • 四半期指定
  • GP所感
  • 承認
  • PDF・LP配信

Before 報告書のどの版が正なのか分からない

集計表と所感の文章を別々に直すため、直前の差し替えが片方だけに反映され、送付後に数字の食い違いが見つかる。

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After 報告書の記録で確認

保存した報告内容へ照合記録を残し、変更がないかを検査して承認へ進む。

期待できるメリット

  • 数値と所感を、同じ報告書の記録として扱える
  • 承認後に変わった箇所を検知して、再確認へ回せる
  • 送った版と根拠資料を後から突き合わせられる

期待効果の例です。根拠確認・再取得・PDF照合状態は配備済みです。配備先での操作検証は未実施です。LP別様式への自動適合、報告数値の監査、送達完了を保証しません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

四半期と会計年度を選んで生成する

LP四半期報告書の「新規作成」で、四半期・会計年度を選びます。

  • 画面はQ1を4〜6月とする年度区分を表示します。
  • ファンド指標・投資先概要・キャッシュフロー等を集め、ドラフトを作成します。
四半期・年度データ収集ドラフト生成
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

同一期末の四半期保存値があれば当期指標に使用します。保存値がない場合や他のサマリーには現在値を参照する項目が残り、期間指定だけで全項目が期末確定値になるわけではありません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

当期・前期の出典を確認する

どの期末保存値を使ったかを確認し、前期との比較根拠を追えます。

  • 当期は対象期末、前期は期首前日の四半期保存値を使います。前期が欠けても古い四半期で代用しません。
  • 根拠確認・新たな承認時に、保存した出典と現在の元データの一致を検査します。
当期期末前期期末・保存版変更時は再確認
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

配備済み・配備先の操作検証は未実施。当期出典がない参考集計は新たに承認できません。投資先・資金移動を含む全項目の期末整合を自動保証する機能ではありません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

クローバックの金額と計算条件を確認する

対象期末以前の確定計算を参照し、返還債務と保存された計算条件を確認します。

  • 選択された計算に保存された分配方式・エスクロー率を使います。新たな計算では税調整方式と税率も保存します。
  • 未収録値はゼロと区別します。古い計算の税設定を現在の設定で埋めません。
確定計算を選択金額・条件を確認欠損は元資料へ
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

配備済み・配備先の操作検証は未実施。税設定の保存結果は配備先で確認が必要です。過去時点の確定状態や元取引の期末整合まで証明するものではありません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

通知・登録額と決済実績を区別する

報告書のコール・分配は通知・登録額の集計であり、実際の入出金を確認した決済実績ではありません。

  • コール日・分配日で対象期間を選び、ドラフト・取消を含む全状態の登録額を集計します。PDF明細では保存された状態も確認できます。
  • 差引額はLPから見た分配額−コール額です。ファンドの預金残高とは異なります。
通知・登録額対象期間・状態を確認決済は別途照合
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

配備済み・配備先の操作検証は未実施。保存済みの集計基準を詳細画面・PDF・GP所感プレビューへ表示します。基準を保存していない旧報告は「基準情報なし」とし、推測で補いません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

未収録をゼロとして読まない

未収録の金額は「—」、保存されたゼロは「0円」と区別して確認できます。

  • 詳細画面の主要指標・コール/分配集計と、PDFのコール/分配合計・明細で欠損を区別します。
  • PDFは明細の未収録と保存一覧が空の状態を分けます。GP所感の分配参考額も保存値を使い、欠損を現在値で埋めません。
—:未収録0円:保存されたゼロ元資料で確認
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

配備済み・配備先の操作検証は未実施。全指標・全帳票への適用ではありません。既発行PDFや手入力した所感を自動訂正する機能ではなく、送信前の確認が必要です。

Autaisコード確認済み・操作検証前

倍率の未算出とゼロを区別する

TVPI・DPI・RVPIは、計算済みのゼロと、分母が0以下で計算できない状態を分けて確認できます。

  • 未算出は「—」と理由を表示します。詳細画面・比較表・履歴表・LP報告PDFで、ゼロの実績と読み違えることを防ぎます。
  • 未算出の値は比較グラフの点・棒や増減計算に使いません。保存された計算状態と分母が食い違う場合は「計算根拠を要確認」と表示します。
架空データのLP報告PDF。TVPI・DPI・RVPIは前期が計算済みの0x、当期が分母0による未算出。IRRは両期とも未収録。未算出は描画せず、増減は比較不可。 クリックで全画面表示
架空データ・状態の表示例:前期の0xと当期の未算出、IRRの未収録を区別します。実際の運用成績や実画面のスクリーンショットではありません。

画像を開く

サンプルPDFを開く

別タブで開きます。元のスライドはそのまま残ります。

配備済み・配備先の操作検証は未実施。計算状態を保存した報告が対象です。旧報告や未知の保存形式を推測で訂正しません。IRRの計算根拠、正式な期末実績、監査済みであることを保証する機能ではありません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

GP所感と表示セクションを整える

詳細画面にGP所感のエディタと、ドラフトの表示セクション設定があります。

  • 所感、ファンドサマリ、前期比較、投資先概要、コール、分配等の設定項目があります。
  • 構造化された所感と表示設定は、それぞれの保存処理を持ちます。
GP所感表示セクション保存結果の確認
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

表示項目の選択は数値の正当性確認とは別です。保存前の文章が承認・配信版へ反映されているかを確認してください。

Autaisコード確認済み・操作検証前

保存した内容の根拠確認を記録する

算式の版・該当箇所と照合資料の参照先を記入し、保存した報告全体を資料と照合したことを記録します。

  • 確認者・日時・期末・通貨と、その時点の保存内容を結びつけます。
  • 表示後に別の編集が保存されていたら、再読込と再確認を求めます。
保存内容を照合算式・資料を記録確認した版を識別
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

配備済み・配備先の操作検証は未実施。円建て(JPY)と当期四半期末の出典が必要です。担当者照合は自動算式検証・監査保証ではなく、資料本文を自動取得する機能でもありません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

変更したら数値を再取得し、再確認する

確認後に本文・数値・表示設定や出典が変わった場合は、そのまま承認せず内容を確認し直します。

  • 「数値を再取得」は確認ダイアログ後に保存数値を置き換え、照合記録を解除します。
  • GP所感は維持します。承認済み・配信済み報告は再取得で上書きしません。
変更を検知必要なら数値を再取得再照合して承認
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

配備済み・配備先の操作検証は未実施。再取得は過去時点の正確さを自動保証しません。期末保存値と再取得した各サマリーの根拠を照合してください。

Autaisコード確認済み・操作検証前

報告書を確認し、承認・PDF出力する

新たな承認時に、照合した保存内容、当期・前期の出典、クローバックの元計算を再検査します。

  • 未確認、確認後の内容変更、出典との不一致は承認を拒否し、理由を表示します。
  • 承認者と日時を記録し、承認後の編集・削除を制限します。
数値・所感の確認承認PDF確認
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

配備済み・配備先の操作検証は未実施。元計算が変わったら数値を再取得→再照合→承認へ進みます。既承認報告の自動取消や、確認者と承認者を別人にする強制はありません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

PDFには照合状態を、内部資料は管理画面に

LPへ配るPDFには照合状態を表示し、確認者氏名と内部資料の参照先は管理画面に残します。

  • PDFには確認日時・基準日・通貨と、照合時の保存内容との一致状態を表示します。
  • 照合記録がない場合や確認後に変更された場合は、その状態を明記します。
管理画面:担当者・根拠配布PDF:照合状態送信前に出力を確認
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

配備済み・配備先の操作検証は未実施。架空報告のPDF文字・配置は検証済みですが、全帳票の完全一致や監査済みを意味しません。資料本文の添付・外部共有を自動実行する機能ではありません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

主要指標から読めるPDFを出力する

主要指標を冒頭にまとめ、明細と出典へ読み進められるA4帳票です。

  • 要約金額は2列に配置し、未収録は「—」で表示します。コール・分配の通知・登録額の合計は明細の前にまとめます。
  • 長い名称の折返しと改ページを調整し、各ページの下余白に現在頁/総頁を表示します。
主要指標出典・照合状態所感・明細
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

配備済み・配備先の操作検証は未実施。架空データで日本語・長い名称・15桁金額を検証しました。既発行PDFを自動訂正する機能ではありません。送信前に実際の出力を確認してください。

Autaisコード確認済み・操作検証前

前期と当期の保存値を図と表で比べる

LP報告PDFで、前期と当期の保存された指標を、棒の長さと正確な数値で比較できます。

  • TVPI・DPI・RVPIの倍率とIRRを別枠にし、同じ枠の前期・当期は共通の縮尺で表示します。
  • ゼロ・負値・欠損を区別します。保存された期末出典と報告期間の条件が合わなければ図を抑止し、理由と比較表を残します。
架空データのLP報告PDF抜粋。TVPIは前期1.2xから当期1.5x、DPIは0.2xから0.5x、RVPIは1.0x。IRRは未収録として描画しない。 クリックで全画面表示
架空データ・表示例:ローカル実装から出力したPDFの比較図部分です。実際の顧客データや運用実績ではありません。

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別タブで開きます。元のスライドはそのまま残ります。

配備済み・配備先の操作検証は未実施。算式区分は未検証で、正式実績・長期推移ではありません。元データの現時点の版を図が自動監査する機能ではなく、GPレター単独PDFや全帳票への適用でもありません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

承認した報告書のLP配信を開始する

承認済み報告書に「LP配信」の操作があり、配信ジョブを起動します。

  • 画面ではドラフト・承認済・配信済の状態を表示します。
  • 配信開始時に報告書を配信済みへ更新する処理があります。
承認済み配信ジョブ開始配信状態の確認
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

「配信済み」は全宛先への到達・開封の証明ではありません。失敗・再送・宛先別結果は別途確認し、二重配信を避けてください。

Autais企画中・未提供

LP別要件と配信結果を一緒に管理する

LP別の様式・期限・対象資料と、実際の配信結果を対応づける統合ビューの企画です。

  • 宛先ごとの対象版・添付・権限・送信結果を確認し、失敗分だけを再送する構成を想定します。
  • 到達・開封・受領確認を区別し、訂正時の旧版と新版の関係を残します。
LP別要件・対象版宛先別結果・再送受領確認・訂正履歴
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

企画中:今回の報告書詳細で一連の専用画面は未確認です。個別LP向けの自動調整を提供済みとは扱いません。

スクロールで全スライドを閲覧できます。目次・上下ボタン・上下矢印キーでも移動できます。