導入

業務棚卸し

業務棚卸しは、いま誰が、何をきっかけに、どの資料を使い、何を渡して仕事を終えているかを整理する作業です。機能名の一覧ではなく、実際の成果物と例外処理から、導入対象と不足を見つけます。

このページの目次
  1. 成果物から、現在の業務を集める
  2. 一つの業務を、開始条件から完了条件まで書く
  3. 頻度と発生条件で、抜けを探す
  4. 担当と引継ぎ、例外後の再開点を確認する
  5. 画面の有無と、業務を完了できるかを分ける
  6. 不足を導入計画と機能企画へ渡す
  7. よくある質問
  8. 参考資料・確認範囲
  9. 組織・ロール・権限でできること

成果物から、現在の業務を集める

  • の運営担当が台帳をまとめ、投資・経理・IRが自分の業務を確認します。・投資先は資料の受取人や提出者として記録し、GPの担当業務と混ぜません。
  • 直近の報告書、払込依頼、入出金記録、評価資料、承認記録などを起点に、作成前と渡した後の作業をたどります。担当者の記憶だけでなく、実際に使った表・メール・記録と照合します。
  • 現在の手順と、導入後に目指す手順を別欄にします。現状の手作業を、すでにされている機能として記載しないようにします。

一つの業務を、開始条件から完了条件まで書く

  • 記入項目:業務ID/業務名/開始条件/入力資料/作業担当/確認・承認者/成果物/受取人/完了条件/例外/使用画面・外部作業。名称を変えても追えるIDを付けます。
  • 例:四半期の報告準備開始 → 投資先資料を受領 → 運営担当が数値を照合 → 業務の確認者が内容を確認 → IRへ報告用データを渡す。受取人が内容を確認できる状態までを完了条件に含めます。
  • 「報告業務」のような大分類と、「データ照合」「内容承認」「対外送達」を区別します。成果物や判断者が変わる工程は子業務に分け、同じ業務を担当者別に複製しません。

頻度と発生条件で、抜けを探す

  • 日次・週次:入出金や未処理の確認、依頼の進捗確認など。月次・四半期:締め、投資先データの回収、評価、報告など。年次:・監査・年間の報告準備など。実際の契約と運用に合わせ、すべてを一律の頻度にしません。
  • 意思決定時:投資、追加投資、評価の採用、分配など。特別対応:訂正、期限超過、担当者不在、解約・終了、障害時など。定例カレンダーにない業務も別に拾います。
  • 頻度、発生日、提出期限は別項目です。「四半期」と書くだけでなく、誰から何を受け取ると開始できるか、期限の根拠、遅れた場合の連絡先も残します。

担当と引継ぎ、例外後の再開点を確認する

  • 作業担当、最終責任者、相談先、報告先を分け、誰が差戻しや承認を判断できるかを確認します。代行者には必要な範囲の権限と資料を用意します。
  • 不足資料、数値の差異、誤宛先、部分成功、訂正について、止める箇所、修正担当、再確認者、再開する工程を記入します。送信済みの場合は相手への訂正連絡も別に確認します。
  • を利用する場合だけ、委託範囲、提出物、期限、GPが確認する事項を追加します。委託先の作業完了と、GPの受入・承認を同じ状態にしません。

画面の有無と、業務を完了できるかを分ける

  • 業務ごとに実際の画面、操作入口、処理結果、確認済みのテストや操作記録を紐づけます。画面名やボタンがあるだけでは完了できると判断しません。
  • 対応状態は、操作まで確認済み/コード確認済み・操作検証前/一部対応/企画/未確認を区別します。銀行での送金や人の判断など、外部で完了する工程も明記します。
  • 以下の組織・ロールのスライドは担当とアクセス範囲を考える関連機能です。業務一覧の自動生成や、全工程の担当・期限・受入を一括管理する機能の証明ではありません。

不足を導入計画と機能企画へ渡す

  • 不足ごとに、影響する業務ID、必要な画面・機能・フロー、代替手順、担当者、期限、受入条件を残します。既存機能の設定不足と、新しい機能が必要な状態を分けます。
  • 業務の責任者が、重複・未担当・成果物の不足・受取側の確認漏れをレビューします。台帳の行数を増やすことではなく、開始から例外後の再開まで説明できることを目指します。
  • 優先する業務を導入準備度診断へ渡し、移すデータをデータ移行へ、実施順序を段階導入へつなげます。契約、担当者、システム、報告要件が変わったときは棚卸しも更新します。

よくある質問

機能一覧があれば棚卸しは不要ですか?

機能一覧だけでは、開始条件、外部作業、確認者、受取側の完了が分かりません。業務を先に整理し、必要な機能と対応づけます。

担当者ごとに別の業務一覧を作りますか?

聞き取りは担当者ごとでも、共通台帳では同じ業務IDに担当と役割を紐づけます。判断や成果物が独立する工程は子業務として分けます。

年に一度しかない業務も必要ですか?

必要です。年次業務に加え、意思決定時や訂正・障害時の特別対応も確認します。頻度が低くても影響の大きい業務を除外しないようにします。

未実装の機能はどう記録しますか?

必要な入力、操作、成果物、権限、例外、完了条件を業務IDとともに残します。未確認と未実装を区別し、確認した画面・コード・テストの範囲も記録します。

参考資料・確認範囲

本文確認日:2026-09-07。一般的な業務整理とコード照合に基づく説明です。個別契約・法務・会計判断や、利用環境での操作確認を代替しません。

よくある疑問

社員はいくつものシステムを使い分けています。異動のたびに、外す権限と足す権限を、全部手で直すんですか?

ファンドを運用する会社の、管理部と情報システムの会話です。どんなシステムを使っているかの説明から始めて、「権限」「ロール」という言葉の意味、異動のときに誰が何を直すのか、その変更も申請と承認を通ることまで、順に説明します。

この漫画で分かること全23コマ

  1. この会社と、使っているシステム
  2. 異動で起きること
  3. 権限とは何か
  4. なぜ全部を見せないのか
  5. ロール=権限の型
  6. 権限の変更も申請を通る
  7. 連動の外に残るもの
  8. Autaisの場合
  9. AIが足すもの
  10. 最初の問いへの答え
  1. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    都内のベンチャーキャピタル。社員60人。投資家から預かった資金でファンドを運用している。

    三雲はファンド管理部。投資家とのやりとりと、ファンドの記録を担当している。

    芝崎は情報システム。社内で使うシステムの面倒を見ている。

  2. この会社が仕事で使っているシステム
    ファンド管理システムファンド、投資家名簿、出資額、承認の申請
    共有フォルダ契約書や議事録のファイルを置く場所
    外部データルーム投資先や監査法人に、限った資料だけを開く外部の場所
    人事システム社員の所属と異動を登録する

    会社によっては4つより多い。会計・経費精算・メール・チャットが、さらに別になっていることもある。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 来月の異動で、Nさんがファンド管理部から投資チームへ移ります。

    三雲 楓 見られる範囲の切り替えを、お願いしてもいいですか。

    芝崎 亮 システムごとに設定が別なので、4つのシステムすべてで権限を直すことになります。

  3. 組織 ─ システムが持っている会社の形
    会社Autaisを使う会社そのもの。ほかの会社のデータとは混ざらない
    部署ファンド管理部/投資チーム/経理
    役職担当/責任者/部長
    所属どの社員が、どの部署の、どの役職かの登録

    権限は、所属(どこにいるか)と、ロール(何をしてよいか)の2つで決まる。異動で変わるのは所属のほう。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 所属の変更は、人事システムに登録しました。

    芝崎 亮 システムは、どの社員がどの部署の、どの役職かを、組織として持っています。

  4. 同じファンド管理システムでも、見えるものは人によって違う
    ファンド管理部投資家名簿・出資額まで見える
    投資チーム投資先の情報は見えるが、投資家名簿は見えない
    経理入出金は見えるが、検討中の投資案件は見えない

    「誰に何を見せるか」を、上の4つのシステムそれぞれに設定してある。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 同じファンド管理システムでも、私と投資チームでは見える情報が違いますよね。

    芝崎 亮 部署と役割で、見える情報を分けてあります。全員が全部の情報を見るようにはしていません。

  5. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 Nさんの行く投資チームは、投資先を探して、出資したあとを見る部署ですよね。

    芝崎 亮 はい。Nさんから投資家名簿を見る権限を外して、投資先の情報を見る権限を足します。

  6. 異動のたびに、情報システムと担当者がやること
    外す使わなくなるシステムとデータの権限を落とす
    足す新しい部署で使うシステムとデータの権限を付ける
    変える役職が上がれば、承認してよい金額の範囲も変わる
    確かめる外し忘れ・付け忘れがないか、後から点検する

    異動は4月と10月にまとまって出て、あとは随時。上の4つを、異動した人数のぶんだけ繰り返す。

    芝崎 亮 情報システム

    芝崎 亮 情報システムと各部署の担当者が、外す・足す・変える・確かめるを、異動する人数のぶんだけ繰り返します。

    芝崎 亮 4月の異動は12名。1人あたり4システムなので、権限を直す作業はのべ48回になります。

  7. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 48回ぶん、システムに1つずつログインして、権限を手で直していくんですか。

    芝崎 亮 いえ。見える範囲と、してよいことは、権限という仕組みでまとめてあります。

    三雲 楓 権限、というのは。

  8. 権限とは ─ 異動前のNさんの場合
    どこまで見えるかファンド第2号の投資家名簿・出資額
    そこで何ができるか見る・書き換える(承認はできない)

    上の行が「範囲」、下の行が「してよいこと」。2つの組み合わせが、Nさんの権限になる。

    芝崎 亮 情報システム

    芝崎 亮 誰が、どの情報を見てよいか。見た情報に何をしてよいか。権限は、2つの許可をまとめた設定です。

  9. 全員が全部を見られると、何が起きるか
    投資家ごとの出資額が広まる本人以外には伏せる約束で預かっている情報
    未公表の投資判断が漏れる検討中の投資先が、決議の前に社外へ出る
    確定した評価額が上書きされる見えれば書き換えもできる。悪気がなくても起きる
    監査で指摘される「必要な人だけが見られる状態」を、後から示せない

    営業部の例の「商談情報」にあたるのが、投資家名簿と検討中の案件。上の2つはその場で漏れ、下の2つは後から効く。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 そもそも、全員が全部の情報を見られてはダメなんですか。制限がないほうが早いのに。

    三雲 楓 あ、でも──営業部から生産部門へ移った人が、顧客との商談情報を見続けられたら、まずいですね。

    芝崎 亮 はい。関係のない人が情報を持つほど、情報が外へ出ていく道は増えます。

    ※【監査】決められた手順どおりに運用できているかを、記録をもとに第三者が確かめること。

  10. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 権限は、社員ひとりひとりに設定してあるんですか。60人分ですか。

    芝崎 亮 ひとりずつ権限を設定すると、変えるたびに抜けが出ます。だからロールという単位で権限をまとめます。

  11. ロール = 権限の型
    ファンド管理 担当投資家名簿・出資額を 見る・書き換える
    ファンド管理 責任者同じ範囲を 見る・書き換える・承認する
    投資チーム投資先の情報を 見る・書き換える(投資家名簿は入らない)

    Nさんは上の型から下の型へ移る。投資家名簿が見えなくなり、投資先の情報が新しく見えるようになる。外すのと足すのが、型を変えるだけで同時に起きる。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ロール、というのは。

    芝崎 亮 ロールは、立場ごとに権限をまとめた型です。会社が型を先に作り、社員には型を1つ割り当てます。

    三雲 楓 「営業部の担当」という札を作っておいて、異動した人には別の札を渡す、ということですか。

  12. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 つまり、48回ログインするのではなく、Nさんが使う型を1回変えるだけ、ということですか。

    芝崎 亮 はい。人が直すのは型だけで、社員ひとりひとりの設定は触りません。

  13. 異動にともなう権限変更の申請
    申請ができた日3月28日(人事で異動が決まると自動で作られる)
    最初に承認する人所属長
    次に承認する人情報システム(実際に設定を変える部署)
    切り替わる日3月31日 ロールを「投資チーム」へ

    権限は、誰か一人の判断では変わらない。誰がいつ許可した変更かが、申請の記録として残る。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 型の付け替えは、誰かが申請するんですか。

    芝崎 亮 一般には、権限の変更も稟議と同じで申請と承認を通します。人事で異動が決まると、申請が自動で作られます。

    ※【プロビジョニング】人事の異動処理に連動して、利用者の権限を自動で付けたり外したりする仕組み。

  14. 申請の中身 ─ 自動になる分と、手作業の分
    ファンド管理システム自動 → 切り替わる日に、外すのも足すのも同時に反映
    共有フォルダ手作業のタスク 担当:情報システム 期限:切り替わる日
    外部データルーム手作業のタスク 担当:情報システム 期限:切り替わる日

    共有フォルダと外部データルームは人がやる。申請の中にタスクとして出るが、実際に外れたか・足されたかまでは、申請側では見ていない。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 申請が下りれば、権限を外すのも足すのも、いっぺんに終わるんですか。

    芝崎 亮 人事のデータを受け取っているシステムは、権限を自動で切り替えます。受け取っていないシステムは手作業です。

    ※【データルーム】投資検討や監査のために、限られた相手にだけ資料を開く外部の共有場所。

  15. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 つまり、申請が下りたことと、実際に切り替わっていることは別ということですか。

    芝崎 亮 はい。手作業の分が本当に終わったかどうかは、申請の記録には残りません。

  16. ロールを変えると一緒に変わるもの
    一覧見えていたファンドが一覧から消え、投資先が新しく並ぶ
    承認承認する人から外れ、その分は次の人へ引き継がれる
    記録誰がいつ変えたかが、監査ログに残る

    一覧・承認・記録を別々に設定するのではない。ロールを1回変えると、3つとも同時に変わる。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ロールを付け替えると、権限のほかにも何か変わるんですか。

    芝崎 亮 権限をもとに決まっている一覧と承認と記録が、まとめて変わります。

    ※【監査ログ】誰がいつ何を変えたかを、あとから書き換えられない形で残した記録。

  17. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 Autaisも、同じやり方なんですか。

    芝崎 亮 Autaisも同じ考え方です。ロールは「テナントロール」という名前で、所属と組み合わせて範囲を分けます。

    芝崎 亮 従業員と商品は、項目ごとに見てよいかどうかまで決められます。

  18. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    芝崎 亮 Autaisでも、異動が決まると権限変更の申請が自動で作られます。

  19. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 手作業になる分は、どうやって拾うんですか。

    芝崎 亮 AIが、権限の変更結果と、実際に資料を開いた記録を突き合わせます。

    芝崎 亮 外し忘れと付け忘れを見つけて知らせます。

  20. Nさんの権限 ─ 切り替わった後の確かめ
    ファンド管理システム外すのも足すのも、3月31日に反映済
    共有フォルダ解除済
    外部データルーム(前の部署)Nさんを招いたままの設定が残存 4月に3回の閲覧
    外部データルーム(投資先C社)まだ招かれていない 新しい仕事が始められない
    管理AI 外す1件と、足す1件を候補として提示

    外し忘れが1件、付け忘れが1件。AIがするのは候補を出すところまで。直すと決めるのは人。

    三雲 楓 ファンド管理

    管理AI Nさんの権限変更は3月31日に済んでいます。外れていない権限が1件、足りていない権限が1件あります。

    三雲 楓 2件とも直してください。

    ※【運用上の注意】AIは権限を外す・足す操作まで行えますが、実行してよいかどうかの最終承認は人が行ってください。誰がいつ許可したかは、申請と監査ログに残ります。

    ※AIに承認そのものを代行させないでください。職務分離の観点から、申請者と承認者は人として分けます。

  21. 三雲 楓 ファンド管理

    管理AI 直しました。3月に異動した方のうち、外し忘れか付け忘れがある方が、ほかに2名います。

    三雲 楓 定期の点検まで、外し忘れには気づかないままでした。4月に3回も開かれていたのに。

    三雲 楓 付け忘れのほうは、Nさんから言われるまで分かりません。

  22. 芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 ファンド管理

    三雲 楓 最初の質問に戻りますが──のべ48回、権限を手で直す必要は、ありますか。

    芝崎 亮 ありません。型を1回変えれば、外す権限も足す権限も同時に切り替わります。

    芝崎 亮 人が確かめるのは、共有フォルダと外部データルームの2つだけです。

  23. ここまでに出てきたこと
    権限どこまで見えて、そこで何をしてよいかの許可
    ロール立場ごとの権限の型。社員には型を1つ割り当てる
    異動で起きること使わない権限を外し、新しく使う権限を足す。役職が変われば承認の範囲も変わる
    権限変更の申請権限の変更も、稟議と同じで申請と承認を通る(一般的な仕組み)
    組織会社・部署・役職・所属。異動で変わるのは所属
    Autaisの範囲所属とテナントロールで管理操作の範囲を分ける。従業員と商品は項目ごとに可否を決める

    下のスライドで、Autaisの設定項目を1つずつ見せます。呼び方は「テナントロール」「フィールド権限」に変わる。

    芝崎 亮 情報システム

    三雲 楓 下のスライドで、Autaisで設定できることを1つずつ見せてもらえますか。

    ※作中の社名・人物・日付・件数は説明のための設定で、製品の既定値や実績値ではありません。

作中の社名・人物・数値は架空です。実績値ではありません。

Autais機能ガイド

誰が何を見て操作できるかをそろえる

ユーザー・テナント・ロールの基盤を使い、必要なアクセス範囲を整理します。ファンド別・項目別の適用は個別に確認します。

  • ユーザー
  • テナント
  • ロール
  • フィールド権限

Before 見せてよい範囲が人によって違う

担当者ごとに設定を確認して回るため、異動や増員のたびに漏れが出て、見せ過ぎと見られないの両方が起きる。

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After 役割とデータ境界を関連づける

所属テナント・ロール・対象業務を組み合わせて確認する。

期待できるメリット

  • 役割ごとに操作範囲をそろえられる
  • 異動のときに見直す箇所が一か所になる
  • 項目単位の可否まで含めて確認できる

期待効果の例です。コード確認済み・操作検証前。すべてのファンド・項目・出力の制御や、契約上の責任分界を保証するものではありません。

Autaisコード確認済み・操作検証前

ユーザーと所属を管理する

管理画面でユーザーを作成・編集し、ロールを表示・更新します。

  • ユーザーの状態と権限を確認します。
  • 管理者のみが変更できる導線があります。
ユーザー所属状態
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

招待・退職・外部関係者の運用は利用環境で確認します。

Autaisコード確認済み・操作検証前

テナントロールを割り当てる

Owner・Admin等のテナントロールを使い、管理操作の範囲を分けます。

  • ロールラベルを表示します。
  • 管理者限定の操作を認可します。
ロール管理の画面。定義済みロールごとに許可される操作の範囲と割り当て人数が並び、下にカスタムロールの枠がある クリックで全画面表示
ロール管理(架空のテナントに投入した架空データ。実際の画面をそのまま撮影しています)
入力
メンバーごとにロールを選びます。用意されたロールで足りなければ、モジュールごとの権限を組み合わせた独自のロールも作れます。
出力
ロールごとに「どこまで触れるか」と割り当て人数が並びます。ここで決めた範囲が、そのまま各画面の見え方に効いてくるイメージです。

画像を開く

別タブで開きます。元のスライドはそのまま残ります。

業務ごとの細かな職務分離は別の権限設定と組み合わせます。

Autaisコード確認済み・操作検証前

所属とロールに基づく認可を確認する

ファンドの閲覧や管理操作には、Policyによる所属・管理権限の確認があります。

  • 閲覧と管理操作の判定を分けます。
  • 必要な業務範囲と実際の認可結果を照合します。
Policy認可所属・ロール
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

同じテナント内のファンド別・LP別の制限まで保証する説明ではありません。対象データの取得・直接URL・出力を含めた適用は個別に確認します。

Autaisコード確認済み・操作検証前

設定対象のフィールド権限を管理する

従業員・商品項目を対象に、ロールごとのフィールド権限を取得・一括更新する基盤があります。

  • 設定対象モデルと項目を選びます。
  • 対象項目のアクセス設定を確認・更新します。
従業員・商品ロール項目権限
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

コード確認済み・操作検証前。確認した設定にファンド項目は含まれません。全画面・添付・出力への適用や、ファンド項目の制御は未確認です。

Autaisコード確認済み・操作検証前

権限変更と組織図を監査する

権限変更、承認、職務分離、外部関係者の期限を一つの証跡で管理します。

  • 変更理由と承認者を保存します。
  • 期限切れ権限を検出します。
変更履歴職務分離期限切れ
説明用の項目図です。実際の画面ではありません。

メニュー「ガバナンス › 組織・権限」で、組織図・ロール別権限一覧・権限変更の監査ログ・棚卸し期限を一画面で見られ、棚卸し実施を記録し、期間指定の証拠パッケージ(CSVのzip、sha256付き)を出せます(2026-09-17、admin限定)。権限の変更は既存の管理画面で行い、棚卸し期限の通知はありません。

スクロールで全スライドを閲覧できます。目次・上下ボタン・上下矢印キーでも移動できます。