業務
加入・KYC・初回クロージング
加入・KYC・初回クロージングは、投資家の適格性と本人確認、申込書類、契約条件、承認、コミットメント台帳への反映をつなぐ業務です。書類提出だけで加入完了とは扱いません。
このページの目次
業務の目的
- 開始はLP候補が加入意思を示し、申込・本人確認・税務情報などの資料収集を始める時点です。
- 完了は、必要確認が承認され、契約・署名版・コミットメント額が確定し、初回クロージングの台帳へ反映された状態です。
関係者
- 投資家本人・法的主体、実質的支配者、税務居住地、投資家タイプ、コミットメント、署名権限を確認します。
- GP・運営担当が受付と判断を進め、法務・税務・KYC担当が専門確認を行い、最終承認者が加入可否を決めます。
業務の流れ
- 申込資料を受領し、欠落・期限・版を確認して、KYC・AMLや税務の確認へ回します。
- 差戻しが解消されたら契約版と署名を確認し、承認済み額をLPコミットメントとクロージングへ引き継ぎます。
よくある課題
- 資料不足、本人確認不一致、制裁・PEP確認、税務フォーム期限切れ、署名権限不明、条件付き承認を未解決として残します。
- 契約や投資家情報が更新された場合は、以前のKYC結果をそのまま再利用せず、再確認の範囲と承認を記録します。
対応する機能
- デジタル加入申込、KYC・AML、募集データルーム、投資家台帳、コミットメント登録の機能デッキを順に参照します。
- 現行機能の存在と、外部本人確認・署名・銀行入金など外部で完了する工程を区別して導入範囲を定めます。
関連ページ
- 初回クロージング後はキャピタルコール・入金、LPレポート、税務書類へ進みます。
- 導入時はデータルーム権限、本人確認結果の保存期間、再確認周期、承認職務分離、契約版と台帳額の照合を確認します。
よくある質問
KYCが完了すれば投資家を受け入れられますか?
KYCは重要な確認の一部です。契約、署名権限、税務情報、投資家区分、ファンド側の承認とクロージング反映も確認します。
ファンドアドミがKYCを行えばGPの確認は不要ですか?
不要にはなりません。委託先の確認結果をGPがレビューし、契約・承認・アクセス範囲と合わせて最終判断を残します。
古い確認結果を次のファンドで使えますか?
一律には再利用できません。法的主体、目的、法域、更新日、変更事項を確認し、必要な再確認を行います。
参考資料・確認範囲
本文確認日:2026-09-06。一般的な業務整理とコード照合に基づく説明です。個別契約・法務・会計判断や、利用環境での操作確認を代替しません。
- FATF Recommendations
顧客確認・実質的支配者確認の国際的な参照枠。適用法令を優先します。
- 金融庁:マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策
日本の制度・監督資料への入口。個別の適用判断は専門家に確認します。